TSURU

繋がりながらひとりを生きる

人間関係リセット【ADHD】【衝動性】【経験談】

こんにちは。TSURUと申します。今回は人間関係をリセットしてしまったときのことをお話しさせて下さい。

 

私は人生で2度ほど人間関係をリセットしたことがあります。1度目は、LINEのIDだけを削除しました。2度目は、LINEを含むすべての連絡手段を削除しました。どちらの時にも衝動的に削除してしまったことに対して後悔の気持ちと「これでよかったんだ」というホッとした気持ちがありました。リセットしてしまったのは「ADHDの衝動性」と「人間関係自体」という2つの原因があるのではないかと考えています。

 

ADHDの衝動性

 

私が自分の人生を上手く歩めない1番の原因がこの衝動性です。とても厄介な存在で、うつ症状と重なると自分のコントロールを失ってしまうのです。リセットしてしまった時もそうでした。。。

衝動性とは深く向き合っていく必要があると感じています(自分が衝動的になる瞬間を分析する•その際、極端な思考になってないか自問自答するなど)。現在カウンセリングを通して、自身の考えの歪みを矯正中なので今後改善されていくといいなと思っています!

 

人間関係自体

 

「私はそもそも人間関係が作れていたのか?」とリセットしてから感じています。すべての連絡手段を削除してホッとしたのには、この人間関係に少なからずストレスがあったからだと考えています。

 

仲がよかったはずなのに、いろんなことを素直に言えてたはずなのに、いつの間にかライフステージの違いなどでぎくしゃくしてしまう。上手く言えないけど、なんだか空気が違う。そんな状況だったのだと思います。

 

私なりに振り返ってみると、彼女たちは「友人」というよりは、孤独や寂しさを埋め合える「仲間」だったのではないのかと感じています。同感し合える関係と言えばいいのでしょうか?学生時代には学生らしい悩みを、社会人になれば社会人らしい悩みを、同じ方向を向いているからこそ分かり合えた。でも結婚できなかった私は、次第に彼女たちと同じ悩みを持つことができなくなり、お互い本音で話せなくなったのだと思います。

 

もしかすると、「友人」とは「仲間」の先にあるとても貴重な存在で、たとえ違うライフステージにいてもお互いを思うことができる存在なのではないのかて推察してます。その為に必要だったのは、同感し合うのではなく自立した精神を持って、時には指摘したり、反論したりすることだったのかもしれません。

 

もちろん「仲間」の存在も大切だと感じています。今までは、同じ環境や同じ世代など比較的狭い世界での付き合いが多かったです。今後は、広い世界でたくさんの「仲間」に出会うことで、自分の価値観を広げて、話や悩みについていけなくても大丈夫と思えるようになればと思います。

 

人間関係リセットについてお話ししていたつもりが、人間関係リセットが問題なのか、人間関係が問題なのかという話になってしまいました。ですが、本質的な問題がそもそもなければリセットもなくなると思うので極端な考えに陥らないようにいろんな価値観に出会っていけたら。。。と感じています。

精神障害者保険福祉手帳を取得する一番のメリット【失業保険】【就職困難者】

私は精神障害者保険福祉手帳を取得しているのですが、手帳を取得したなかで1番メリットだと感じたことをご紹介します。

 

それは、条件を満たせば「就職困難者」として失業保険を申請できることです。

失業保険が受給できる期間が長くなるほか、求職活動実績が月1回以上で認定されます。

 

失業保険が受給できる期間が長くなる。

就職困難者と自己都合退職の比較をしてみました。

 

  就職困難者 自己都合退職
45歳未満 45歳以上65歳未満
被保険者であった期間 1年未満 150日 150日 無し
10年未満 300日 360日 90日
10年以上20年未満 120日
20年以上 150日

*ハローワークにて確認したところ、1年未満というのは6ヶ月以上1年未満とのことです。

 

参考: https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_benefitdays.html

 

 

受給開始までの期間が短くなる。

一般的な自己都合退職の場合、7日間の待機後、2ヶ月または3ヶ月の給付制限がありますが、ハローワークに確認したところ、その給付制限がなくなるとのことでした。

 

 

求職活動実績が月1回以上で認定される。

求職活動実績とは基本手当の支給を受けるために行う客観的に確認することができる仕事探しの実績のことです。基本手当の支給を受けるためには、認定対象期間中に、最低2回以上行うことが必要ですが、就職困難者の場合1回以上でも認定されます。

 

参考: https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-hellowork/list/inuyama/jigyounushi/gakusotsu_00005.html

 

以上が私の調べたところの就職困難者(=障害者手帳取得)のメリットです。参考になれば幸いです。

精神障害への私なりの向き合い方【ADHD】【双極性障害】

こんにちは。TSURUと申します。

今回はADHD双極性障害と診断されている私の精神障害への向き合い方についてお伝えできたらと考えております。

 

ADHDと診断されてから約4年ほど経つのですが、今だに発達障害の特性や二次障害の双極性障害に四苦八苦しながら日々奮闘しております。まだまだこの状況に困惑しているのですが、最近よく思うのは

 

『知ることって大事だな。』

 

ということです。私にとって精神障害は摩訶不思議な実体の掴めない霧のような存在です。霧のなかを進むには、知識や知恵が必要なのだと思います。

 

 

精神障害に向き合うには下記の3点について知る必要があるのではないのかと思うのです。

 

・仕組みを知る(例:利用できるサービスは何か?)

・障害を知る(例:どんな障害なのか?どんな治療法があるのか?)

・自分を知る(例:自分の得意なこと・不得意なこと)

 

具体的に話させてください。

 

・仕組みを知る

 

例えば、精神障害者手帳の取得についてです。取得については賛否両論がありますが私は取得をしました。診断された当時の私は、病院の先生に「障害者雇用で働くために、障害者手帳を取得しなさい。取得までには時間がかかるから障害者職業センターに通うといい。」とアドバイスを頂き、何の疑問も持たずに取得を選びました。そして実際に障害者として働いてみて違和感を感じ、退職。その時は手帳を取得したことを激しく後悔しました。障害者として見られるとはどういうことか想像力が欠如していたと思います。そして精神障害者手帳を返却しましたが、結局現在は再取得しています。

 

私が再取得したのは、精神障害者手帳と持つことのメリットがデメリットを上回ると考えたからです。以前は、障害者手帳は、障害者雇用の求人に応募するだけのものだと考えていました。しかし失業保険をもらう際にもメリットがることが分かり、オープン/クローズに問わず「お守り」として持つのもありではないかと考えたからです。このように仕組みを知らないとせっかく利用できるサービスを見逃したり、判断材料が少ないまま物事を決断してしまうこともあるのだと思います。

 

・障害を知る

 

障害が分かったときにADHD双極性障害についてどんな障害なのかざっくりと調べていたのですが、それだけでは足りなかったと感じています。病院の先生がおっしゃったことが全てだと当時は考えており、薬さえ飲めば十分だろうと考えていましたが、二次障害の双極性障害は酷くなるばかりでした。母に認知行動療法について教えてもらい、悩んだ結果、カウンセリングを受けることにしました。今ではこの選択は間違いなかったなと感じています。それは、私にはいくつかの思考の歪みのようなものがあり、それがさらに私を苦しめていることに気がつけたからです。もちろん病院の先生のおっしゃることはとても大切ですが、自分自身で病気について詳しく調べることは重要だと思います。(認知行動療法については母が調べてくれたのですが・・・)

 

・自分を知る

 

ど素人の私の見解なのですが、精神障害においては誰一人として同じ症状の人はいないのではないのかと思います。薬の相性から向いている職業までインターネットや本で調べてもピッタリ当てはまることはないような気がしています。さらにいうとそこに規則性やルールは存在しないので、私には他の人の成功談や経験談がしっくりこないことも多くありました。これはまだまだできていないことですが、たった一つの症例である自分の症状や自分自身について深く考察することで、もう少し生きるのがラクになるのではと想像しています。ただ自分というのもなかなか掴みづらい存在ではあるので難しいのですが・・・(他の人ならわかるのに自分となるとなかなか冷静にならず偏った見方になってしまう💦)

 

 

以上が私の考えている精神障害の向き合い方です。当たり前のことかもしれませんが今後も実践していきたいと思います。このブログでも共有できたらと考えているのでよろしくお願いします!

はじめまして

はじめまして。TSURUと申します。

 

自分の存在がとても嫌になるときもありますが、精神障害者でも独身でもいろんな方の助けを借りながらなんとか生きていこうと思い、「繋がりながらひとりを生きる」をテーマに独身の精神障害者が生き抜くために学んだこと&考えたことを書いこうと思います。

具体的にはテーマに沿って4つのことを書いていこうと考えております。

 

1.ひとりへの向き合い方

2.お金のこと

3.精神障害のこと

4.趣味のこと

 

よろしくお願い致します。