TSURU

繋がりながらひとりを生きる

精神障害への私なりの向き合い方【ADHD】【双極性障害】

こんにちは。TSURUと申します。

今回はADHD双極性障害と診断されている私の精神障害への向き合い方についてお伝えできたらと考えております。

 

ADHDと診断されてから約4年ほど経つのですが、今だに発達障害の特性や二次障害の双極性障害に四苦八苦しながら日々奮闘しております。まだまだこの状況に困惑しているのですが、最近よく思うのは

 

『知ることって大事だな。』

 

ということです。私にとって精神障害は摩訶不思議な実体の掴めない霧のような存在です。霧のなかを進むには、知識や知恵が必要なのだと思います。

 

 

精神障害に向き合うには下記の3点について知る必要があるのではないのかと思うのです。

 

・仕組みを知る(例:利用できるサービスは何か?)

・障害を知る(例:どんな障害なのか?どんな治療法があるのか?)

・自分を知る(例:自分の得意なこと・不得意なこと)

 

具体的に話させてください。

 

・仕組みを知る

 

例えば、精神障害者手帳の取得についてです。取得については賛否両論がありますが私は取得をしました。診断された当時の私は、病院の先生に「障害者雇用で働くために、障害者手帳を取得しなさい。取得までには時間がかかるから障害者職業センターに通うといい。」とアドバイスを頂き、何の疑問も持たずに取得を選びました。そして実際に障害者として働いてみて違和感を感じ、退職。その時は手帳を取得したことを激しく後悔しました。障害者として見られるとはどういうことか想像力が欠如していたと思います。そして精神障害者手帳を返却しましたが、結局現在は再取得しています。

 

私が再取得したのは、精神障害者手帳と持つことのメリットがデメリットを上回ると考えたからです。以前は、障害者手帳は、障害者雇用の求人に応募するだけのものだと考えていました。しかし失業保険をもらう際にもメリットがることが分かり、オープン/クローズに問わず「お守り」として持つのもありではないかと考えたからです。このように仕組みを知らないとせっかく利用できるサービスを見逃したり、判断材料が少ないまま物事を決断してしまうこともあるのだと思います。

 

・障害を知る

 

障害が分かったときにADHD双極性障害についてどんな障害なのかざっくりと調べていたのですが、それだけでは足りなかったと感じています。病院の先生がおっしゃったことが全てだと当時は考えており、薬さえ飲めば十分だろうと考えていましたが、二次障害の双極性障害は酷くなるばかりでした。母に認知行動療法について教えてもらい、悩んだ結果、カウンセリングを受けることにしました。今ではこの選択は間違いなかったなと感じています。それは、私にはいくつかの思考の歪みのようなものがあり、それがさらに私を苦しめていることに気がつけたからです。もちろん病院の先生のおっしゃることはとても大切ですが、自分自身で病気について詳しく調べることは重要だと思います。(認知行動療法については母が調べてくれたのですが・・・)

 

・自分を知る

 

ど素人の私の見解なのですが、精神障害においては誰一人として同じ症状の人はいないのではないのかと思います。薬の相性から向いている職業までインターネットや本で調べてもピッタリ当てはまることはないような気がしています。さらにいうとそこに規則性やルールは存在しないので、私には他の人の成功談や経験談がしっくりこないことも多くありました。これはまだまだできていないことですが、たった一つの症例である自分の症状や自分自身について深く考察することで、もう少し生きるのがラクになるのではと想像しています。ただ自分というのもなかなか掴みづらい存在ではあるので難しいのですが・・・(他の人ならわかるのに自分となるとなかなか冷静にならず偏った見方になってしまう💦)

 

 

以上が私の考えている精神障害の向き合い方です。当たり前のことかもしれませんが今後も実践していきたいと思います。このブログでも共有できたらと考えているのでよろしくお願いします!